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検索名  イチョーバー
↑撮影:GKZ/行田市・埼玉県薬用植物園↓ 

撮影者:ポルトガル 武本比登志/睦子様↓

撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方




和名:jp ウイキョウ
漢字表記 茴香
別名・異名
:alias
フェンネル
イタリア・ウイキョウ
イチョーバー(沖縄)
フォエニクルム・ヴルガレ
古名:on
語源
:etymology
和名は、漢名の音読みからで、中国では、この果実が魚の香りを回復させるということから茴香と命名したという。
属名はラテン名faenum(乾燥)に由来している。
種小名は、「通常の、普通の」の意。
学名:sn Foeniculum vulgare Mill.                
英名:en fennel
caraway
仏名:fr fenouil
独名:de Fenchel
伊名:it finocchio
西名:es finojo
葡名:pt funcho
漢名:ch 茴香
植物分類 セリ科ウイキョウ属
園芸分類 宿根性多年草
用途 食用/薬用
原産地 南ヨーロッパ
花言葉 精神的強さ/賛美に値する
解説 ウイキョウは、セリ科の多年草である。近年ハーブ・ブームの影響で一般の家庭でも普通に見られるようになった植物である。ハーブの世界では、フェンネルと呼んでいる。とにかく繊細な葉が特徴的である。初夏に黄色い花を見せる。全体的に香りの強い植物であるが、秋に実る果実は独特の香りを有する。果実を乾燥させたものは健胃薬として利用される。
履歴 古代エジプトの墓から見つかった医学書にも記されていたという。
我が国へは9世紀以前に中国から薬草として渡来している。当初は、「懐香」と表記された。「茴香」の表記が見られるのは足利時代の『下学集』からである。
県花・国花
古典1 『古今和歌集』
古典2 『倭名類聚鈔』、『下学集』、『和漢三歳図会』、『本草綱目啓蒙』
季語 花(夏)、実(秋)
備考
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
14 38 「茴香」