←トップ頁へ
和名jp シチトウハナワラビ
撮影者:東京都 山口米子様

撮影地:京都府立植物園
漢字表記 七島花蕨
別名・異名
other name
モトマチハナワラビ(元町花蕨)※履歴欄
古名
old name
語源
etymology
和名は、伊豆七島に自生の見られるハナワラビ(胞子葉が花のように見えるワラビ)の意。
属名は、ギリシャ語のbotrys(=ブドウの房)を語源としている。胞子葉の外観から。
種小名は「暗緑色の」の意。
学名sn Botrychium atrovirens
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 ハナヤスリ科ハナワラビ属
園芸分類 冬緑羊歯植物
用途use 路地植え/鉢植え/切り花
原産地
distribution
日本(伊豆半島・伊豆七島)
※モトマチハナワラビの場合:日本(伊豆大島・本州・四国)
花言葉
解説
description
シチトウハナワラビはハナヤスリ科の冬緑シダ植物である。草丈は30~40㎝程度。栄養葉は9月頃から翌春まで姿を見せ、夏場には枯れている。よく知られているフユノハナワラビと類似しているが、冬のハナワラビの場合は別名に「ヒカゲワラビ(日陰蕨)」とも言われるように概して日陰を好む性質を見せるが、本種の場合は日向を好む性質を見せる。また、フユノハナワラビの場合には無毛であるが、本種の場合には、葉、葉柄、胞子葉の茎(柄)にも軟毛が見られる。
履歴 ※モトマチハナワラビはこれまでシチトウハナワラビの中に含められてきたが、別種として独立した別の種としての分類されるようになってきている。しかし、現時点では、学名は制定されていないので、本事典では、従来通りシチトウハナワラビに含めて掲載している。
因みに、モトマチとは、本種の発見地である伊豆大島元町の名に因んでいる。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考