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検索名  マルバホラゴケ
撮影者:京都府 藤井俊夫様

撮影地:京都府木津川市
和名jp ウチワゴケ
漢字表記 団扇苔
別名・異名
other name
ムニンホラゴケ(無人洞苔)
マルバホラゴケ(丸葉洞苔)
古名
old name
葉身→
語源
etymology
和名は、葉身の形状から。
属名はギリシャ語のcrepis(=靴)とTrichomanes(=アジアンタムに似たある種のシダ植物の属名)を語源としている。
種小名は「細微の」の意。
学名sn Crepidomanes minutum
英名en Tiny bristle fern
仏名fr 胞子嚢→
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 団扇蕨
植物分類 コケシノブ科アオホラゴケ属
園芸分類 常緑羊歯
用途use 乾燥時の様子→
原産地
distribution
日本、東アジア、オーストラリア、インド、ミクロネシア、ポリネシア、アフリカ
花言葉  
解説
description
面白い植物である。我が家にある『牧野新日本植物圖鑑』(北龍館 1961年発行 P.11)には本種の解説記事の中に次のように記載されている。「中部以南の山地の岩上、または樹上に群生して着生する小形の常緑多年草本で、コケとまちがい易い。」因みに、本州中部以北にも分布が見られるが自生は少なくなる。ウチワゴケはコケシノブ科の常緑羊歯ということになる。名前からも、形態からも、生態からも、一見してコケと思えてしまう。だが、英名でもfernの名があり、漢名でも「蕨」の表記をしているようにシダ植物ということになる。また植物分類の上でも、コケシノブ科に分類されている。ウチワゴケの根茎は黒褐色毛に覆われた糸状で長く這う。とても細いが硬い葉柄を根茎から立ち上げ、草丈は1㎝内外となる。葉身は径1~2㎝程度で扇形に深裂する。葉質は、膜質で、葉身の縁は不規則に裂ける。胞子嚢群は1葉に1~数個つく。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考