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和名jp コモチシダ
漢字表記 子持羊歯
別名・異名
other name
語源
etymology
和名は、葉に不定芽を生ずることから。
属名は、イギリスの植物学者Thomas Jenkinson Woodwardの名に因んでいる。
種小名は「東方の」の意。
学名sn Woodwardia orientalis
英名en Oriental chin fern
仏名fr  撮影者:東京都 中村利治様
独名de ↑撮影地:小石川植物園↓  
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 東方狗脊蕨
台灣狗脊蕨
植物分類 シシガシラ科コモチシダ属
園芸分類 常緑羊歯
用途use
原産地
distribution
日本(本州:東北地方南部以西・四国・九州、琉球列島、小笠原諸島)ヒマラヤ地方~中国、台湾、フィリピン
花言葉
解説
description
コモチシダはシシガシラ科の常緑羊歯である。概して、海岸線に近い地で、湿り気の多い場所に自生の見られるシダである。長さ30~60㎝の葉柄を持ち、葉身の長さは30~200㎝にも及ぶという大柄なシダである。しかも葉は十分に厚味がある。本種の場合、夏から秋にかけて、葉面に無性芽がつき、条件の良い地では、その無性芽が地に落ちて、そのまま親株として成長する。加えて胞子でも繁殖するため、大きな群落を作ることが多い。葉身の形状は全体的には広卵形で、2回羽状となる。羽片は革質で、光沢を持ち、厚味があり、無毛で、縁に鋸歯が入る。だが、先端部分の羽片には鋸歯が入らず全縁となる。葉の先端は尖りを見せる。胞子嚢群は裂片の主脈に沿って細長く並ぶ。
履歴   
県花・国花
古典
季語
備考