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和名jp カタヒバ
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:東京都薬用植物園↑   

撮影地:神代植物公園↑   
漢字表記 片檜葉
別名・異名
other name
ヒメヒバ(姫檜葉)
メヒバ(女檜葉)
コガネシダ(黄金羊朶)
語源
etymology
和名は、イワヒバとの対比から生じたもので、イワヒバは四方に枝が広がるのに対し、本種は1本ずつのヒノキの葉を差したように見えることからという。
属名は、ヒカゲノカズラの古名Selagoの縮小形から。
種小名は「内へ巻き込んだ」の意。 
学名sn Selaginella involvens
英名en Medicinal spikemoss
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 兖州卷柏 
植物分類 イワヒバ科イワヒバ属
園芸分類 常緑生羊歯
用途use 和庭園・薬用
原産地
distribution
日本(宮城県以西~九州)・朝鮮半島・中国・ブータン・ラオス・マレーシア・ミャンマー・ネパール・フィリピン・スリランカ・タイ・ヴェトナム
花言葉
解説
description
カタヒバは、イワヒバ科の常緑シダである。本種は、原産地の項に記した地で、山地の岩上や樹冠に自生するシダである。茎は地下茎と地上茎とからなる。地上茎は3~4回羽状に分岐し、長卵形の葉身状に広がる。葉は黄緑色で、葉状枝は集まらずに開き、下垂する。本種は、乾燥時には、内側に巻き込む。主茎は丸味を帯びており、背葉の縁部には白膜は無く、先端部は鋭先形となる。胞子嚢群は、四角状で、小枝に1個頂生する。本種は、晩秋に紅葉を見せる。
履歴  
県花・国花  
古典 『物品識名』、『本草綱目啓蒙』 
季語  
備考