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和名jp イリオモテシャミセンヅル
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:筑波実験植物園
   
漢字表記 西表三味線蔓
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、西表島に見られるシャミセンヅルの意から。シャミセンヅルとは、カニクサの異名である。
属名は、ギリシャ語のlygoles(=柔軟な)の意で、細く長く、軟らかい茎を示しているという。
種小名は「小葉の」  
学名sn Lygodium microphyllum
英名en Climbing maidenhair fern
Old world climbing fern
Small-leaf climbin fern
Snake fern
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 小葉海金沙
植物分類 カニクサ科(←フサシダ科)カニクサ属
園芸分類 蔓性常緑羊歯
用途use 若葉(食用)/葉(薬用)/茎(帽子・籠等)
原産地
distribution
日本(八重山諸島)・台湾・中国アジアの熱帯地域・オーストラリア・フィジー・マリアナ諸島・熱帯アフリカ・南アフリカ
花言葉
解説
description
イリオモテシャミセンヅルはカニクサ科(←フサシダ科)の蔓性常緑羊歯植物である。本種は、シダ植物には珍しく蔓性である。全体的にはカニクサによく似ている。カニクサでは栄養葉の小羽片が尖り、長くなり、粗い鋸歯が出ることが多く、羽片が2回羽状複葉になる等の点で区別される。蔓長は最長で10mにも及ぶと言う。蔓性のため、他物に巻き付いて伸び上がる性質を持っているが、一見して「蔓」のように見えるのは、実際には葉の中軸である。従って、蔓から多数の葉が出ているように見えるが、全体的には巨大な一枚の葉姿ということになる。葉は2~3回羽状に裂ける。本種の場合、よく観察すると2種類の葉が存在する。胞子嚢をつけた羽片は幅が狭く、長い。胞子嚢をつけない葉は幅広で長さは短くなる。
履歴 カリブ海諸島並びに米国南部では帰化状態にある。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考