和名jp | ヤツガタケトウヒ | 撮影:GKZ/日光植物園↑ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ ↑撮影地:筑波実験植物園↓ 撮影者:神奈川県 池田正夫様↓ ↑撮影地:筑波実験植物園↓ |
漢字表記 | 八ヶ岳唐檜 | |
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、八ヶ岳に産するトウヒの意から。因みに、トウヒ(唐檜)とは「唐風のヒノキ(檜)」の意からで、材がヒノキの代用になるためと言われている。 属名はラテン古名pix(=ピッチ※)に由来している。 種小名は針葉樹の採集家であった小山光男氏の名に因んでいる。 |
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学名sn | Picea koyamai | |
英名en | Koyama's Spruce | |
仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | ||
植物分類 | マツ科トウヒ属 | |
園芸分類 | 常緑針葉高木 | |
用途use | 学術研究保護植物 | |
原産地 distribution |
日本:八ヶ岳の西岳周辺、南アルプス北部 | |
花言葉 | ||
解説 description |
ヤツガタケトウヒはマツ科の常緑樹である。樹高は30m前後に達するという。樹皮は灰褐色で浅い裂け目がある。枝には赤褐色の微毛が多少ある。葉は枝の全面に密生し、長さは0.6~1.2㎝程度で葉枕は1.5~2㎜もあり枝に垂直に出る。葉は太くやや湾曲し、断面が四角形になるという。本種は氷期には広く東日本に分布していた推測されている。したがって、現存している本種は「生きた化石」と言われている。 | |
履歴 | 環境省レッドデータ「絶滅危惧2類」に指定。長野県諏訪郡富士見町の西岳斜面のおよそ6㏊は「西岳ヤツガタケトウヒ等林木遺伝資源保存林」として国の保護下にある。同種は世界各地の希少種の「最後の生息地」の一ヶ所として選定されている。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 | ※ピッチとは原油・コールタール等を蒸留した後に出来る黒色の粘着物質である。 |