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和名jp ヤマコウバシ
↑撮影地:神代植物公園↓

撮影地:国立科学博物館付属自然教育園↓

 撮影地:筑波実験植物園↓
撮影地:神代植物公園植物多様性センター↓
漢字表記 山香
別名・異名
other name
ショウブノキ(菖蒲木)
サルスベリ(猿滑)
トリツケシバ(鳥付柴)
トリツケノキ(鳥付木)
モチノキ(黐木)
タマノキ(玉木)
イヌタンバ
ショウガノキ
トロロギ
古名
old name
ヤマカウバシ(山胡椒)
語源
etymology
和名は、本種の葉に香気があることから。
属名はスウェーデンの植物学者J・リンデルの名に因んでいる。
種小名は「帯青緑色の、帯白色の」の意。
学名sn Lindera glauca
英名en
仏名fr
独名de
伊名it 撮影者:千葉県 三浦久美子様
西名es
葡名pt
漢名ch 山胡椒
植物分類 クスノキ科クロモジ属
園芸分類 落葉低木
用途use 食用(葉)/用材(細工物)
原産地
distribution
日本(本州:関東以西~九州)・台湾・朝鮮半島・中国・ミャンマー・ヴェトナム
花言葉
解説
descritption
ヤマコウバシはクスノキ科の落葉樹である。樹高は3~5m程度となる。雌雄異株。樹皮は灰色~灰白色~茶褐色となる。若枝は黄白色となる。2年枝は淡褐色で縦に筋模様が入る。葉は長さ5~10㎝、幅2.5~4㎝程度の長楕円形~楕円形で、枝に互生する。葉の縁部は全縁で緩やかな波を打ち、先端部は鈍頭で、基部は楔形となり短い葉柄に連なる。葉質は厚味があり、硬質で、表面には光沢は見られず、裏面は灰白色となる。葉は、秋に枯れるが、そのまま残り越冬し、翌春に落ちる。本種は、雌雄別株であるが、雌株のみが見られ、雄株無しでも結実する。3~4月頃、枝先の葉腋から散形花序を出し、淡黄色で径3㎜程度の花を数個つける。花被片は6個となる。花後には径1㎝程度のほぼ球状の液果をつけ、10~11月頃に黒熟する。
履歴
県花・国花
古典1
古典2 『和漢三才図会』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
季語
備考
撮影者:神奈川県 池田正夫様/撮影地: 昭和記念公園↓
雌花↓ 
果実・種子↓