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和名jp ヤマガキ  
漢字表記 山柿  
別名・異名
other name
 
古名
old name
 
語源
etymology
和名は、山野に自生するカキの意から。
属名はギリシャ語のDios(=神)とpyros(=穀物)の合成語で、「神の食べ物」の意となる。
種小名は和名から。
変種名は「森に生ずる」の意。 
学名sn Diospyros kaki var. sylvestris
撮影者:千葉県 三浦久美子様            
英名en Chinese persimon
仏名fr
独名de
伊名it 撮影地:筑波実験植物園
西名es
葡名pt
漢名ch 野柿
植物分類 カキノキ科カキノキ属
園芸分類 落葉中木
用途use 食用(果実・若葉)/拙木用台木/防水・防腐・建築塗料(渋)/用材(建築・器具)/薬用
原産地
distribution
日本(本州・四国・九州)・中国※備考欄
花言葉 恵み・自然美 
解説
description
ヤマガキはカキノキ科の落葉樹である。樹高は5~10m程度となる。葉は長さ7~13㎝、幅3~5.5㎝程度の倒卵形~倒卵状楕円形で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部では短い葉柄に連なり、枝に互生する。花は淡黄色で、5月~6月頃、開花する。雌雄同株で、今年枝の葉腋に集散花序を出し、径7㎜程度の花をつける。雄花はまとまって数個p付き、雌花は単生する。10~11月頃、長さ2~5㎝程度で幾分歪みのある楕円形の果実をつける。果実の表面には光沢があり、色は褐色となる。 
履歴  
県花・国花  
古典1 『古今和歌集』  
古典2 『倭名類聚鈔』、『大和本草』、『物品識名』 
季語 春(花)/秋  
備考 ※本種は、元来我が国に自生していたとする説と中国が原産地であるという説に分かれている。