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和名jp ツクシハギ
 撮影者:群馬県 権田実様 

撮影地:群馬県にて

漢字表記 筑紫萩白萩
別名・異名
another name
ヒガンハギ(彼岸萩)
ヤブハギ(藪萩)
古名old name
語源
etymology
和名は、産地名から。※(備考欄参照。)
属名はアメリカ・フロリダ州知事V・M・De Cespedesの名に由来しているが、誤植によりLespedezaとなってしまったもの。
種小名は「同形裂片の」の意。
学名sn Lespedeza homoloba
英名 en  
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 マメ科ハギ属
園芸分類 落葉低木
用途use 庭園/庭植え
原産地
distribution
日本(本州・四国・九州)日本特産種
花言葉
解説
descrription
ツクシハギは、マメ科の落葉樹である。樹高は2m程度に。概して山野の林縁に自生の見られる落葉樹である。葉は長さ3~5㎝、幅2~3㎝程度の卵形~楕円形。葉質は軟質で、葉表は無毛、葉裏は伏せた短毛がある。8~10月頃、長さ15㎜程度で紅紫色の蝶形花を総状に集まってつける。花は、翼弁が他の弁よりも色濃いので目立つ。 
履歴  
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考 ※恐らく、「筑紫」の名は、「九州」を意味するものと推測されるが、「筑紫山」の名は、本州にも複数存在する。更に、別名の項に記した「ヒガンハギ(彼岸萩)」とは、本種が、昔から「ヤブハギ(藪萩)」と呼ばれて来たが、他にもヌスビトハギ属に同名のヤブハギ(Hylodesmum podocarpum subsp. podocarpum)がある事から、紛らわしいとして、本種が丁度秋の彼岸頃に開花するので故牧野富太郎博士が本種に新たに命名したものである。