和名jp | トウツバキ | 撮影者:東京都 中村利治様 撮影地:小石川植物園 |
漢字表記 | 唐椿 | |
別名・異名 other name |
||
古名 old name |
||
語源 etymology |
和名は、中国産のツバキの意から。 属名は、17世紀チェコスロバキアの宣教師でマニラに滞在し東洋の植物を採集したことで知られるG.J.カメルスの名に因んでいる。 種小名は「網状の」の意。 |
|
学名sn | Camellia reticulata | |
英名en | ||
仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | 滇山茶 大茶花 唐山茶 雲南山茶 |
|
植物分類 | ツバキ科ツバキ属 | |
園芸分類 | 常緑高木 | |
用途use | 庭木/鉢植え/油料 | |
原産地 distribution |
中国 | |
花言葉 | 気取らない優美さ(紅色)/申し分のない魅力(白色) | |
解説 description |
トウツバキはツバキ科の常緑樹である。樹高は10~15m程度に。樹皮は灰褐色、平滑で無毛。葉は長さは6~14㎝、幅2.5~6㎝概して広楕円形で枝に互生する。葉の縁には鋸歯があり、先端は短鋭先形から鋭頭で、基部はくさび形から円形。3月頃、枝先の葉腋から側生し、1~3個の花をつける。花柄は無い(あっても極めて短い。)。花は、一重咲き~八重咲き種まで変異がある。花弁数も多彩で、一重咲き種では5~7枚、八重咲き種となると、7~55枚程となり、形状はへら形で、概して外側の花弁は大きく、幅広く、内側に行くにつれてややちいさくなる。花径は7~18㎝と大きい。花色は、白色、赤色、紫桃色、濃紫桃色等と多彩である。 | |
履歴 | 中国では、既に唐の時代から観賞用に栽培が行われて来たという。雲南山茶花(トウツバキ)は原種群の中からたくさんの品種群が選出され、それぞれ品種名が命名されている。加えて、それらは、中国内外の園芸家により、他の園芸ツバキとの交雑によりたくさんの園芸品種群が作出されている。/近年、我が国のお正月に相当する中国の「春節」に開花するようにと品種改良が行われ、園芸界で流通し、各家庭でも飾り花として用いている。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | 春・夏/秋(実) | |
備考 |