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和名jp トシゾウニシキ
撮影者:東京都 山口米子様

撮影地:高幡不動尊


漢字表記 歳三錦
別名・異名
ather name
古名old name
語源
etymology
和名は、品種名から。
属名は、hydor(=水)とangeion(=容器)の造語で、蒴果の形状から。
種小名は「鋸歯のある」の意。
品種名は、新撰組副隊長土方歳三の名に因んでいる。
学名sn Hydrangea serrata 'Tosizou-nishiki'
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 アジサイ科(←ユキノシタ科)アジサイ属
園芸分類 落葉低木
用途use 庭木/生花
原産地
distribution
園芸品種
花言葉 移り気
解説
description
トシゾウニシキはアジサイ科の落葉樹である。本種は、ヤマアジサイの枝変わり品種で葉に斑入り模様が入る。樹高は1m程度までとなる。多くは株立ち状となる。葉は楕円形または卵形で、対生する。葉質はやや薄く、表面に粗毛がある。本種の場合、葉には、白色の斑模様が入る。6~8月、小枝の先に白色または淡青紫色の小花が集まり、散房花序をなして開花する。まわりに、3,4片の中性花がある。この中性花は白色で咲き始め、淡桃色へと変化する。
履歴 本種は平成16年(2014)5月に高幡不動尊境内で発見されている。高幡不動尊は土方歳三の菩提寺であることから、この品種に「歳三錦」と命名したと言われている。因みに「錦」の文字は、我が国の園芸界では二色が入り混じることを示している。たとえば花の場合には白地の花弁にに赤色の条線模様が入るような場合に「錦」の文字を添えることが多い。また、緑色の葉に白色の斑が入る場合にも「錦」の文字を添えて、母種と区別することになる。本種の場合、掲載した写真に見られるように葉に斑入り模様が見られることから「錦」とついたものとも考えられる。
県花・国花
古典1
古典2
季語 夏(アジサイ)
備考