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和名jp トルコナラ
漢字表記 土耳古楢
別名・異名
other name
ターキー・オーク
古名old name
語源
etymology
和名は、産地名から。
属名はラテン古名で、その語源は、quer(=良質の)とcuez(=材木)の合成語である。
種小名は本種に対するラテン古名から。
学名sn Quercus cerris
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:京都府立植物園 
英名en Tueky oak
Wuropian Turky oak
Austrian oak
仏名fr Chêne chevelu
Chêne lombardo
Chêne cerris
Chêne de Bourgogne
Chêne de Turquie
Doucier
独名de Zerriche
Zerr Eiche
Türkische Eiche
伊名it Cerro
Cariglio
Cierro
Quercia cerro
西名es Roble cabelludo
Roble cerris
Roble de Turquía
葡名pt carvalho-da-Turquia
漢名ch 苦櫟
土耳古櫟
植物分類 ブナ科コナラ属
園芸分類 落葉高木
用途use 防風樹・街路樹・公園樹
原産地
distribution
小アジア~ヨーロッパ
花言葉
解説
description
トルコナラは、ブナ科の落葉樹である。樹高は25~40m程度となる。樹皮は濃灰色で深い裂け目が出来る。葉は長さ7~14㎝、幅3~5㎝程度の楕円状で、縁部は羽状に深裂する。葉の先端部は尖る場合も丸味を帯びている場合もある。葉の表面には光沢があり、枝に互生する。4~5月頃、葉の展開と同時に開花する。花は風媒花で新枝の下部から尾状花序を下垂する。果実は長さ2~4㎝、幅2㎝程度のドングリとなる。基底部の半分はオレンジ色で、先端部は緑褐色となる。穀斗は軟質で4~8㎜程度の苔状剛毛に覆われている。
履歴 本種は、全氷河期より前の凡そ12万年前頃には北欧からイギリスにまで広く分布していたという。
その後18世紀にはイギリスやアイルランドでは装飾用に再導入されている。
本種は、ヨーロッパ各地では植栽され、現在では帰化状態にある。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考