検索名 | チチウリ(乳瓜) | 撮影:GKZ/国営沖縄記念公園↓↑ 群馬県立つつじが岡公園温室にて↓ 撮影者:大阪府 藤井勝様↓ 撮影地:咲くやこの花館↑ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 撮影地:神代植物公園↑ 撮影地:富山中央植物園↓ |
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和名jp | モクカ | |||||||
漢字表記 | 木瓜 | |||||||
別名・異名 other name |
パパイヤ チチウリ(乳瓜) マラコー(タイ語名) |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名については備考欄参照。 属名はギリシャ語のkarike(=イチジクの一種)を語源としている。 種小名はpapaya、アメリカ原住民がpapaiと呼んでいたものをスペイン語・ポルトガル語化しpapaya(果実部分)・papayo(樹木部分)となり、英語の世界に入りpapayaとなっている。 |
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学名sn | Carica papaya | |||||||
英名en | papaya Tree Melon |
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仏名fr | papaye | |||||||
独名de | papaye | |||||||
伊名it | papaia | |||||||
西名es | papaya(果実部分)・papayo(樹木部分) | |||||||
葡名pt | papaya(果実部分)・papayo(樹木部分) | |||||||
漢名ch | 蕃木瓜 | |||||||
泰名th | มะละกอ | |||||||
植物分類 | パパイア科カーリカ属 | |||||||
園芸分類 | 常緑高木 | |||||||
用途use | 食用 | |||||||
原産地 distribution |
熱帯アメリカ(メキシコ・コスタリカ) | |||||||
花言葉 | 同情、同朋 | |||||||
解説 description |
3年から5年で樹高7~10㍍に達する草本状常緑樹である。雌雄異株。適温下(25~30℃)では一年中開花する。受粉後3,4ヶ月で成熟する。果肉は黄色、橙色または橙黄色。重さは0.3から6㎏。果実は中空で内壁に半透明の種衣に包まれた多数の黒い種子がある植物全体に白い汁液を含み、傷つけると浸出してくる。 | |||||||
履歴 | 16世紀の初めにスペインの探検家によって発見された.わが国へは明治30年代に渡来している。 | |||||||
県花・国花 | ||||||||
古典1 | 撮影地:神代植物公園→ | |||||||
古典2 | ||||||||
季語 | ||||||||
備考 | GKZ私見。中国では、かつてカリンを「木瓜」と称していた。そこで、カリンに似た実の付き方をするこの木に「蕃木瓜」(※漢名の項参照)と命名したようだ。「蕃」とは中国では自国以外の国々を意味する。つまり、渡来植物であることを意味することになる。その「蕃木瓜」から転じて、我が国ではこの植物を「木瓜」と表記してしまったのではなかろうか。だが、我が国では、「木瓜」と書いてボケと読んできただけに話はややこしくなる。加えて、ボケとカリンとの表記上の関係もあり、謂わば三つ巴の関係となっている。 | |||||||
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『パイプのけむり』 | 巻数 | 頁数 | タイトル | |
2 | 195 | 「与那国紀行」 | ||
5 | 254 | 「蛇と米」 | ||
11 | 306 | 「温室」 | ||
19 | 157 | 「天涯海角」 |