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和名jp チョウノスケソウ
 撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:京都府立植物園↑

↑撮影地:小石川植物園↓
漢字表記 長之助草
別名・異名
other name
古名
old name
撮影地:麦草峠野草園
語源 和名は、ロシアの植物学者マキソモヴィッチのために我が国の植物を採集した須川長之助の名に因んでいる。彼が、我が国では初めて本種を発見・採取したことにより、故牧野富太郎博士が「チョウノスケソウ(長之助草)」と命名している。
属名は、ギリシャ神話に登場するDryas(=森の精・樹の精)の名に因んでいる。
種小名は「8花弁の」の意。
学名sn Dryas octopetala
英名en Eight petal mountain-avens
仏名fr Dryade à huit pétales
独名de Weiße Silberwurz
伊名it Camedrio alpino
西名es Driada de ocho pétalos
Té del Prineo
葡名pt
漢名ch
植物分類 バラ科チョウノスケソウ属
園芸分類 常緑小低木
用途use 路地植え(ロックガーデン)/鉢植え
原産地
distribution
北半球の亜寒帯~寒帯・高山帯
花言葉
解説
description
チョウノスケソウはバラ科の常緑樹である。本種は、高山帯の礫地や草原に自生する樹種で、茎は地を匍匐する。茎葉硬質で、良く分枝をする。葉は、枝に互生するが、概して枝先に叢生する。葉は、長さ10~30㎜、幅6~20㎜程度の広楕円形~卵形で、縁部には鋸歯を持ち、先端部はほぼ鈍頭、基部は円形で長さ5~20㎜程度の葉柄に連なる。葉の表面には光沢があり、葉脈に沿って凹凸が出来る。葉の裏面には白色の綿毛が密生する。葉質は革質で幾分厚味もある。7~8月頃、葉腋から長さ3~10㎝程度の花柄を伸ばし、その先端に径2.5㎝程度の花をつける。花色は白色で、花弁・萼片共に8~9個となる。雄蕊・雌蕊共に多数あり、開花の終了と共に花柱は長く伸びて羽毛状となる。羽毛をつけた痩果は風により飛散する。
履歴
県花・国花 アイスランド共和国:国花
カナダ・ノースウエスト準州:州花
古典1
古典2
季語
備考