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和名jp テリハボク
撮影者:東京都 中村利治様

撮影地:タイ・クラビ



撮影者:タイ在住 上田勇様↓

撮影地:タイ・メソート市内


漢字表記 照葉木
別名・異名
other name
ヤラボ
タマナ
ボルネオ・マホガニー
古名
old name
語源 和名は葉の光沢による。
属名は、ギリシャ語のkalos(=美しい)とphyllum(=葉)の合成語から。
種小名は「糸状に細い脈の」の意。
学名sn Calophyllum inophyllum
英名en Borneo Mahogany
Alexandrian Laurel
Beach Calophyllum
Foraha
Tamanu
Kamani
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 胡桐
瓊崖海棠
龍華樹
泰名th ะทิง
植物分類 テリハボク科テリハボク属
園芸分類 常緑高木
用途use 街路樹/防潮暴風樹/用材(家具・建築用材・船材:カヌー)/染料/採油(化粧品・灯油・バイオディーゼル燃料)
原産地
distribution
熱帯アジアからインド・マダガスカル/オーストラリア
花言葉
解説
description
テリハボクは、テリハボク科の常緑樹である。樹高は20m程度に。全株無毛。葉は対生し、硬い革質で厚味がある。葉長17㎝前後、葉幅5㎝程度で、全縁、形状は楕円形。葉には光沢がある。7~8月頃に円錐花序を出し、白色4弁花を見せる。花には芳香がある。果実は径4㎝程度の球形の核果で赤熟する。中に大きな種子が1個含まれている。この果実からは油を採ることができるが、そのために水にも浮きやすく、海上を漂流し、本来熱帯アジアが原産であるが、太平洋上の島々に漂着している。葉姿も美しく、材や果実も利用価値が高い樹種であるため貴重な存在である。また、近年バイオ燃料としても着目されている。因みに、ボルネオ・マホガニーの名が英名に見られるが、ハワイ等での呼び名であり、マホガニーはセンダン科マホガニー科の樹木である。
履歴 仏典に登場する「龍華樹」はこのテリハボクのことで、釈尊入滅後56億7千万後に現れる弥勒菩薩がこの木の下で成仏するとされる。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考