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和名jp タンカン
撮影:GKZ/沖縄ワールド内熱帯果樹園↑
撮影:東京都 山口米子様↓

撮影地:奄美大島龍郷町


漢字表記 短桶・桶柑
別名・異名
another name
古名old name
語源
etymology
和名は、中国名からで、かつて、中国では木桶に本種を入れて持ち運び行商されたことによると言う。
属名は、ギリシャ語のkitron(=箱)に由来し、レモンの木に対するラテン古名。
種小名は、中国名から。
学名sn Citrus tankan
英名en Tankan orange
Citrus tankan
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 短桶・桶柑・橘柑・年柑
植物分類 ミカン科ミカン属
園芸分類 常緑小高木
用途use 食用(果実)
原産地
distribution
中国広東省
花言葉
解説
description
タンカンは、ミカン科の常緑樹である。本種は、ポンカンとネーブルオレンジとの自然交配種とみなされている。本種は、亜熱帯性の柑橘類であり、我が国では、九州南部~沖縄県等で栽培されている。樹高は3~5m程度となる。4月頃、枝先の葉腋に白色の5弁花をつける。収穫期は翌年の1~3月頃となる。果実は燈黄色のほぼ球形で、重さは150g程度となる。果皮の厚味は3~4㎜程度で剝きやすい。酸味が少なく多汁質で、甘味は濃厚である。芳香並びに果肉の色合いなどはオレンジに似ている。ビタミンCも豊富で人気の高い果実である。ただ、皮離れが悪いのが難点とされている。生食、ぜりー、マーマレード、ジャム、ジュース等と多彩な楽しみ方がある。
履歴 本種は、原産地の項にも記したが、中国広東省が原産地であり、1789年に台湾に導入されている。我が国へは明治39年(1896)に台湾から南西諸島へ導入されている。
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考