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和名 タイワンウスバギリ
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:筑波実験植物園
漢字表記 台湾薄葉桐
別名・異名
古名
語源 和名は、発見地名から。/属名は、シーボルトが後援を受けたロシア生まれのオランダ王女アンナ・パブローウナの名に因んでいる。/種小名は、「台湾の」の意。
学名  Paulownia taiwaniana
英名 Taiwan Paulownia
仏名
独名
伊名
西名
葡名
漢名 南方泡桐
泰名  เพาว์โลเนีย
植物分類 キリ科(←ゴマノハグサ科)キリ属
園芸分類 落葉高木
用途 街路樹/緑陰樹/用材(家具・器・琴・箱)/染料(樹皮)/薬用(葉)/懐炉灰(木屑)/食用(新芽)/桐炭(幹)火薬用粉炭(幹)
原産地 台湾、中国(福建省・広東省・湖南省・浙江省)
花言葉 高尚
解説 タイワンウスバギリは、キリ科(←ゴマノハグサ科)の落葉高木である。樹高は5m程度となる。葉は大型で、長さ30㎝の広卵型で、上面に粘着性軟細毛が密生する。葉の縁部は全縁であるが、概して緩やかな波打ち状となり、先端部は尖り、基部では葉柄に連なり枝bに対生する。4月頃、枝先の葉腋から長い円錐花序を出し、長さ5~7㎝程度の筒状唇形花をつける。花冠は5裂し、上の2片は上方に反転し、下3片は前方に突き出す。花色は淡紫色で、喉部に淡黄色の模様が入る。花後には、長さ4㎝程度で楕円形の蒴果をつける。
履歴
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考 本種は、Paulownia kawakamii種とPaulownia fortuneiとの自然交雑種であると推測されている。