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和名jp ダシリリオン・ウィーレリ   撮影者:東京都 中村利治様

撮影地:筑波実験植物園
漢字表記
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、学名の音読みから。
属名は、ギリシャ語のdasys(=密集した)とlilion(=ユリ)の合成語で、葉の様子から命名されている。
種小名は19世紀アメリカ人測量士のGeorge Montague Wheelerへの献名。
学名sn Dasylirion wheeleri
英名en Desrrt spoon flower
Blue sotol
仏名fr
独名de
伊名it
西名es Sotol de desierto
葡名pt
漢名ch
植物分類 キジカクシ科(←リュウゼツラン科)ダシリリオン属
園芸分類 常緑小低木
用途use 屋根材/籠材/繊維材/酒精製
原産地
distribution
北米(アメリカ南部~メキシコ)
花言葉
解説
description
ダシリッリオン・ウィーレリは、キジカクシ科(←リュウゼツラン科)の常緑小低木である。樹高は1m前後程度までとなる。直立した幹から細く長く硬い剣状葉を放射状に展開する。葉の縁部には鋭い逆刺がある。葉の先端部も刺状突起となる。用途の項にも見られるように原産地では有用な植物で、生活に密着しているとも言える。成長は非常に遅いと言われている。因みに、掲載した写真は筑波実験植物園で栽培されているものであるが、同園には、昭和61年(1986)に導入され、平成21年(2009)に初めて開花し、平成27年(2015)に2回目の開花となった。我が国での夏場に開花するようで、開花地に花茎は5m以上にも及ぶ。この植物の幹から絞り出した液体で作られた酒はソトル(Sotol)と呼ばれているが、幹を収穫するまでには15年もの歳月を要するという。