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和名jp スオウ
撮影者:タイ・メソート市在住 上田 勇様

撮影地:ミャンマー・ミヤワディー市内


漢字表記 蘇芳
別名・異名
other name
ファーン(タイ語名)
古名
old name
スハウ(蘇芳)
語源
etymology
和名は、漢名「蘇芳」の音読みから。
属名は、イタリア・ピサの植物園長で植物学者であったA.カエサルピノの名に因んでいる。
種小名は、マレー語のsapangをラテン語表記。
学名sn Caesalpinia sappan
英名en Sappan tree
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 蘇芳
蘇木
泰名th  ฝาง 
植物分類 マメ科(←ジャケツイバラ科)ジャケツイバラ属
園芸分類 落葉小高木
用途use 染料(心材・莢)/象眼材(材)/媒染剤(灰)/絵具(煎汁)/薬用
原産地
distribution
インド・マレーシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・スリランカ・タイ・ヴェトナム
※本種は、台湾・中国・アメリカ・アフリカでは栽培されている。
花言葉
解説
description
スオウは、マメ科(←ジャケツイバラ科)の落葉樹である。樹高は6m程度となる。幹や枝に刺を散生する。葉身は、長さ30~45㎝程度の2回羽状複葉で、長さ1~2㎝、幅5~7㎜程度で長楕円形の小葉が10~17対つく。小葉は左右不相称である。5~10月頃、葉腋から円錐花序を出し、黄色5弁の小花を多数つける。花後の果実は、長さ7㎝程度の莢果である。
履歴 我が国へは飛鳥時代に中国から渡来したものと推測されている。心材を「蘇芳木(スオウギ)」と言い、赤色や紫色系の染料に用いられてきた。
県花・国花
古典1 『落窪物語』、『枕草子』、『近松浄瑠璃浄瑠璃集』
古典2 『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『下学集』、『多識篇』、『和漢三歳図絵』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
季語
備考 本種は、春先に紅紫色の花を見せる庭園樹のハナズオウ(花蘇芳)とは別の樹木である。