和名jp | スミヨシヤナギ | ![]() 撮影者:千葉県 三浦久美子様 ![]() |
漢字表記 | 住吉柳 | |
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名並びに種小名は発見地(兵庫県武庫郡住吉村:現→神戸市神戸市東灘区住吉)の名に因んでいる。 属名はケルト語のsal(=近い)とlis(=水)に由来したラテン古名から。 |
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学名sn | Salix × sumiyoensis | |
英名en | ||
仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | 撮影地:東北大学植物園 | |
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | ||
植物分類 | ヤナギ科ヤナギ属 | |
園芸分類 | 落葉低木 | |
用途use | ||
原産地 distribution |
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花言葉 | ||
解説 description |
スミヨシヤナギは、ヤナギ科の落葉樹である。本種はネコヤナギとイヌコリヤナギとの交雑種と推測されている。樹高は、2~3m程度となる。幹は概して匍匐し、斜上する灌木である。枝は細く嫋やかである。冬芽は紅色となる。葉は、洋紙質で、長さ7~10㎝、幅2~3㎝程度の楕円形で、縁部には鈍鋸歯を持ち、先端部は尖り、基部では円形~心形となり、長さ1㎝程度の葉柄に連なり枝に互生する。葉の上面は濃緑色で、下面は灰青色で、両面共に無毛。葉の付け根には長さ4~11㎜程度の托葉がつく。雌花穂は、長さ2~4㎝程度の円筒形となる。子房は2㎜程度の卵形で、白毛が密生する。下欄にも記したが、本種の場合、雄株は知られていない。 | |
履歴 | スミヨシヤナギは、大正12年(1923)に、兵庫県武庫郡住吉村で木村由香氏により発見されている。発見当時は、雌株1本だけであったという。その後、大正15年に発表され、学名・和名共に発見地の住吉村の名に因んで命名されている。 現株は道路工事により滅亡したが、挿し木増殖によって得られた株が住吉村の平生釟三郎宅の庭園と東北大学理学部生物学教室実験園で植栽されている。 |
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県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 |