←トップ頁へ

和名 シルキー・エレモフィラ
漢字表記
別名・異名 エレモフィラ・ニヴェア
ホワイト・ツリー※備考欄参照
古名 写真①→
語源 和名は、英名の音読みから。
属名は、ギリシャ語のeremos(=砂漠)とphilo(=愛)の合成語である。エレモフィラ属の植物は比較的乾燥地を好んで自生しているからである。
種小名は「雪のような」の意。
学名 Eremophila nivea   
英名 Slky Eremophila
Emu Bush
仏名
独名 写真②→
伊名   
西名 
葡名   
漢名 写真③→
植物分類 ゴマノハグサ科(←ハマジンチョウ科)エレモフィラ属
園芸分類 常緑低木
用途 路地植え/鉢植え/切り花
原産地 オーストラリア
花言葉 瞳の佳人
解説 シルキー・エレモフィラは、ゴマノハグサ科(←ハマジンチョウ科)の常葉樹である。オーストラリア内部の乾燥地帯に自生する小形の樹木である。樹高は、原産地のオーストラリアでは1~1.5m程度となる。葉も茎も銀白色の毛に覆われている。葉は長さ3㎝、幅4㎜程度の線形で茎に対生する。原産地では晩冬~初夏にかけて、長さ2㎝程度で藤色~ライラック色の長筒状唇形花をつける。花冠は4深裂し、各裂片はさらに2浅裂する。花の喉部は白色地に濃桃紫色の斑模様が入る。花後の果実は、長さ6㎜程度の卵形である。我が国の園芸界では「ホワイトツリー」の名で親しまれているが、むしろ個人的には「シルバーツリー」の印象を持っている。茎も葉も白色の短細毛で覆われているので、花の無い時季も楽しめ、小形種のため、花壇のボーダーなどに多く用いられている。ただし、本種は、枝がランダムに徒長して暴れるので、適時剪定が要されることとなる。 
履歴 我が国への渡来時期不詳。(20世紀末頃と推測される。) 
県花・国花      写真①撮影者 愛媛県 日原由紀子様
古典1          撮影地:オーストラリア・パース/キングス・パーク 
古典2     写真②・③撮影者 群馬県 関根沙織様 
季語          撮影地:群馬県館林市/トレジャーガーデン 
備考 ※同属のハイブリッド種「エレモフィラ・トビーベル」種も「ホワイトツリー」の名で呼ばれている。