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和名 シルバーボタンウッド
漢字表記
別名・異名 ボタン・マングローブ/クラドゥムハイバイングン(タイ語名)
古名
語源 和名は、英名の音読みから。英名は、果実の形状からの命名と推測される。/属名は、ギリシャ語のconos(=円錐形)とcarpos(=果実)の合成語からと推測される。/種小名は「直立した」の意。/変種名は「絹糸状の」の意。
学名 Conocarpus erectus var. sericeus
英名 Silver buttonwood, Silver-leaved buttonwood, Button mangrove
仏名
独名 撮影者:タイのIncola様
伊名 撮影地:タイ・バンコク市内
西名
葡語名
漢名 銀葉鈕扣樹
植物分類 シクンシ科コノカルプス属
園芸分類 常緑小高木
用途 路地植え(垣根)/鉢植え/臨海地域の緑化樹/用材(木製プランター・机・器具・家具等)
原産地 アメリカ南部のフロリダ州、メキシコからカリブ海岸のマングローブ地帯。
花言葉
解説 シバーボタンウッドは、シクンシ科の常緑樹である。典型的なマングローブ構成樹の1樹種である。原産地は中南米であるが、種子が漂流して、ハワイ、南米、アフリカ等では帰化状態にある。樹高は、15m程度に。葉は長楕円状で長さ5~10㎝程度。葉の表面は、学名にも見られるように絹糸状の白毛があり、質感はふんわりとしている。その関係で、樹木全体が、遠目にも白色を帯びて見える。花はあまり目立たないが、その後の茶褐色を帯びた円錐形の果実が枝状に残り名前の所以と化している。本種は、塩害にも強いく、幹の姿も美しいので、沿岸地域の新興都市などでは街路樹等に用いられている。反面、一例としてハワイ等では、根が強く、岩の割れ目に食い込んで、岩を割ってしまったり、景観を損なう有害帰化植物扱いを受けている。また本種は材質が緻密で、硬く、重く丈夫なことから、各種の用材にも用いられている。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考