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和名 シナサワグルミ
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:京葉線沿線緑地  

↑果穂/葉姿↓
漢字表記 支那沢胡桃
別名・異名 カンポウフウ(元宝楓)
カンベイジュ(元宝樹)
古名 雌花穂→
語源 和名は、中国産のサワグルミの意から。
属名はpteron(=翼)とcaryon(=堅果)の合成語で、果実に2枚の膜状の翼があるため。
種小名は、「狭い翼を持った」の意。
学名 Pterocarya stenoptera
英名 China wing nut
仏名
独名 雄花穂→
伊名
西名
葡名   
漢名 楓楊、元宝樹、蜈蚣栁、燕子栁
植物分類 クルミ科プテロカリア(サワグルミ)属
園芸分類 落葉高木
用途 街路樹、公園樹、庭園樹
原産地 台湾・中国(海南省・河北省・河南省・湖北省・湖南省・江蘇省・江西省・遼寧省・陝西省・山東省・山西省・四川省・雲南省・浙江省)
花言葉
解説 シナサワグルミは、クルミ科の落葉樹である。本種は原産地の項に北地で、標高1500m以下の山の斜面や川岸に自生の見られる樹種である。我が国では、街路樹や公園樹として広く用いられ、逸失した種子から、各地で野生化状態にもある。樹高は、原産地では30mにも達するという。葉は偶数羽状複葉であるが、葉軸にヌルデの葉等と同様に狭い翼をつける特徴がある。因みに、我が国のサワグルミの場合、葉軸に翼を持たないだけでは無く、葉身は奇数羽状複葉である。シナサワグルミの葉身は長さ20~30㎝程度で枝に互生し、小葉は5~10対つき、小葉は葉柄を持たない長さ4~10㎝程度の長楕円形である。3~4月頃、枝先の葉腋から花序を下垂する。雌雄同株で、雌花よりも雄花は長く下垂する。雌花序は短いが、赤色の柱頭が目立つ。花後には、長さ20~30㎝程度の果穂が下垂する。果実は苞が発達した長さ2㎝程度の翼がつく。 
履歴 本種は、我が国へは、明治初期に渡来している。 
県花・国花 撮影地:神代水生植物園→
古典1
古典2
季語
 下図撮影者:東京都 山口米子様/撮影地:中国・広西チワン族自治区・桂林・漓江畔↓





撮影地:多摩川→

撮影者:神奈川県 池田正夫様↓