| 和名 |
シナノクルミ |
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| 漢字表記 |
信濃胡桃 |
| 別名・異名 |
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| 古名 |
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| 語源 |
和名は、長野県東御市で作出されたからか。/属名はラテン語のJovis glans(=ジュピターの堅果)意。 |
| 学名 |
Juglans regia(※) |
| 英名 |
Shinano walnut |
| 仏名 |
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| 独名 |
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| 伊名 |
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長野県長野市にて |
| 西名 |
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| 葡名 |
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| 漢名 |
胡桃 |
| 植物分類 |
クルミ科クルミ属 |
| 園芸分類 |
落葉高木 |
| 用途 |
食用(果実)/薬用(果実・葉)/染料(樹皮・葉)/用材(建築材・器具・家具) |
| 原産地 |
日本 |
| 花言葉 |
知恵・野心・知性 |
| 解説 |
シナノクルミは、クルミ科の落葉樹である。樹高は20m程度に。雌雄同株。葉は奇数複葉で互生する。。4~5月頃、雌花序を直立させ、雄花序を下垂させる。雄花序は、サワグルミやオニグルミに比して太いが短い。色も緑が濃い。秋(10月頃)に堅果は熟す。熟した堅果は外側の青皮が不規則に裂開して中の堅果は自然に落下する。殻皮はオニグルミ等と比較するとかなる薄く割りやすい特徴を有する。シナノクルミは東御市を中心にたくさんの品種が作出されている。 |
| 履歴 |
江戸時代初期に中央アジア原産のテウチグルミ(カシグルミ)が、中国・朝鮮を経て我が国に渡来している。明治14年(1881年)にアメリカからペルシャグルミが渡来している。クルミは風媒花のため、この両者が自然交雑した結果生まれたのがシナノグルミだと言われている。,胡桃の栽培には冷涼地が好まれ、条件にあった長野県東御市を中心に大正時代には既に栽培が大いに普及しているという。本種は、殻が薄く、収穫量が多いことから栽培が盛んとなった要因と言われている |
| 県花・国花 |
長野県:東御市木(クルミ) |
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| 古典1 |
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| 古典2 |
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| 季語 |
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| 備考 |
※正確には、Juglans regiaの変種ということになる。 |