←トップ頁へ

和名 シキミ
上3図撮影:GKZ/栃木県佐野市


下2図撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:筑波実験植物園↑

撮影地:筑波実験植物園↑   
漢字表記
別名・異名
古名 シキミ(之伎美・之木美)
語源 和名は、果実に有毒成分を持つことから「悪しき実」からの転訛と言われている。/属名のilliciumはラテン語で「誘惑するもの」の意。この種には芳香を持つものが多いことからという。/種小名は「アニスのような」の意。
学名 Illicium anisatum
英名 Japanese star anise
仏名
独名
伊名
西名
葡名
漢名 毒八角
植物分類 マツブサ科シキミ属
園芸分類 常緑小高木
用途 仏前供花(枝葉)/抹香・線香材料(葉・皮)/用材(器具等)/香油原料(実・葉)
原産地 日本(本州中南部から四国・九州・沖縄)/済州島/台湾/中国
花言葉 猛毒
解説 シキミはマツブサ科(シキミ科)の常緑樹である。樹高は2~5m程度に。葉は長さ4~10㎝程度で、長楕円形か倒卵形で、全縁、光沢がある。無毛で、葉肉に半透明の油点がある。3~4月頃径2.5~3㎝程度の淡黄白色の花を見せる。果実は径2㎝程度の八角形をした袋果である。種子は黄褐色。
履歴
県花・国花
古典1 『万葉集』、『源氏物語』、『今昔物語』、『山家集』、『近松浄瑠璃集』
古典2 『本草和名』、『和漢三歳図会』、『倭名類聚鈔』、『下学集』、『大和本草』、『物類品隲』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
季語
備考 ※有毒植物(果実)