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和名jp ジロウガキ
漢字表記 次郎柿
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、品種名から。
属名は、ギリシャ語のDios(=神)とpyros(=穀物)の合成語で、「神の食物」の意となる。つまり、果実が美味であることを讃えた命名。
種小名は、本品種の発見者である松本治郎吉氏の名に因んでいる。※履歴欄参照。
学名sn Diospyros kaki 'Jirou'
撮影者:神奈川県 池田正夫様  
   撮影地:愛知県弥富市  
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 カキノキ科カキノキ属
園芸分類 落葉低木
用途use 食用(果実)/庭木
原産地
distribution
園芸作出品種(日本)
花言葉 幸せな家庭
解説
description
ジロウガキはカキノキ科の落葉樹である。樹高は10m前後程度となる。樹皮は暗灰色で、不規則に浅裂する。ジロウガキは、完全甘柿で、果重は200~300gとなる。果実を上から見ると四角形(希に5角形)をしているが、起伏があり、果頂部は僅かに凹み、浅い窪みが出来やすくなる。
履歴  本品種は、弘化元年(1844)に静岡県周智郡松本治郎吉氏が太田川の河原で、上流から流れてきた柿の幼木を見つけ自宅に植えたのが始まりとされる。当時は発見者の名に因んで「次郎さの柿(じんろさんのかき)」と呼ばれていたが、やがて、「治郎柿」となり、戦後は「次郎柿」と表記されるようになっている。
現在も原木が保存されており、静岡県の天然記念物に指定されている。
県花・国花  
古典1
古典2
季語  
備考