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和名jp セイヨウシロヤナギ 'トリステス'
漢字表記 西洋白柳 'トリステス'
撮影者:東京都 山口米子様

撮影地:帯広市真鍋庭園


別名・異名
other name
オウゴンシダレヤナギ(黄金枝垂柳)
古名
old name
語源
etymology
和名は、樹皮が白いことから。
別名は、英名の直訳から。
属名はケルト語のsal(=近い)とlis(=水)に由来したラテン古名。
種小名は「白色の」の意。
品種名は、ラテン語で、「悲しんでいる、憂鬱な」の意を持つ。
学名sn Salix alba 'Tristis'
英名en Golden weeping willow
White willow
仏名 fr Saule pleureur à bois doré
独名de Silberweide 'Tristis'
伊名it Salice bianco
西名es Sdauce blanco llorón
葡名pt Salgueiro-chorão dourado
漢名ch 金絲白柳
植物分類 ヤナギ科ヤナギ属
園芸分類 落葉高木
用途use 庭園樹・街路樹・薬用(樹皮)
原産地
distribution
園芸作出品種(フランス)
花言葉 使者への嘆き・憂鬱・耐えがたい悲しみ
解説
description
セイヨウシロヤナギ 'トリスティス'はヤナギ科の落葉樹である。本種は、下欄に示したようにフランスで作出されたヤナギのハイブリッド種である。樹高は15~25m程度となるシダレヤナギである。樹皮は褐色を帯びた灰色で、縦に溝が出来る。枝は黄色を経て白色となる。葉は、長さ8~12㎝程度の狭楕円形となる。春に、葉の展開とほぼ同時に絹糸状の白毛を密生させた花穂を見せる。花穂の長さは5㎝前後程度となる。
履歴  本品種は、フランスにおいて1815年にSalix alba種とSalix babylonica種との交雑により作出されている。
本種は、モネの絵画『睡蓮』にも描かれていることでも知られており、西洋庭園では広く栽培されている樹種である。
本種は、薬品「アスピリン」の起源植物としても知られている樹種である。因みに、古代ギリシャの医師ディオコルデスの著書にも痛みや発熱に用いられた記述があるほどに、柳の樹皮は古くから薬用に用いられてきている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考