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和名jp セイヨウハンノキ
 撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:神戸市立森林植物園  
 
漢字表記 西洋榛木
別名・異名
other name
オウシュウシロハンノキ(欧州白榛木)
古名old name
語源
etymology
和名はヨーロッパに自生するハンノキの意から。
属名は、ラテン古名で、ケルト語のal(=近く)とlan(=海岸)の合成語に由来している。つまり、「水辺に生える木」の意。
種小名は「微白色の、灰色の、灰白色の」の意。
学名sn Alnus incana
英名en Gray alder
Speckled alder
Thinleaf alder
White alder
仏名fr Aulne blanc
Aulne blanchâtre
Aulne de montagne
独名de Grauerle Weißerle
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 江南桤木
植物分類 カバノキ科ハンノキ属
園芸分類 落葉高木
用途use 防風林
原産地
distribution
中央ヨーロッパ(フランス~スカンジナビア半島~東ロシア~コーカサス地方)
花言葉 忍耐、不屈の心、剛勇
解説
description
オウシュハンオキは、カバノキ科の落葉樹である。概して沢沿いや湿地沿いに自生する樹木である。雌雄同株。樹高は15~20m程度となる。本種はとても寿命の長い樹種としても知られており、最長で60~100年と言われている。そのため、イギリスやアメリカでは導入して防風林として広く植栽されている。樹皮は平滑で灰色となる。葉は長さ5~11㎝、幅4~8㎝程度の卵形で、縁部には鋸歯を持ち、先端部は幾分尖るがかほぼ鈍頭で、基部では葉柄に連なり枝に互生する。2~3月頃、葉の展開前に開花し、雄花序は長さ5~10㎝程度で枝先に下垂し、雌花序は、長さ1.5㎝程度で雄花序の下方につく。果穂は長さ1㎝程度の卵状楕円形。種子は長さ1~2㎜程度の茶色となる。 
履歴 本種は、中央ヨーロッパ原産種であるが、イギリスやアメリカでは導入され、今日、帰化状態にある。 
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考