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和名 サンショウモドキ
撮影者:千葉県 三浦久美子様 
漢字表記 山椒擬
別名・異名 アカツユ
古名
語源 和名は葉姿がイヌザンショウに似ていることから。/属名はピスタチオ(Pistacio)のギリシャ古名を語源としている。/種小名は「カイノキ(Pistacia)属のような」の意。
学名 Schinus terebinthifolius
英名 Brazilian pepper tree
Aroeira
Rose pepper
Broadleaved peppertree
Christmasberry
仏名 Faux-poivrier
独名 Brasilianischer Pfefferbaum
伊名 Albero di pepe brasiliano
西名 Pimentero brasileño
Turbinto
Aroeira
Pimienta rosada
葡名 Aroeira-vermelha
Aroeira-pimenteira
Poivre-rose
漢名 巴西胡椒木
植物分類 ウルシ科サンショウモドキ属
園芸分類 常緑高木
用途  路地植え
原産地 南米
花言葉  撮影地:筑波実験植物園
解説 サンショウモドキは、ウルシ科の常緑樹である。本種は、南米原産の樹木であるが、砂丘地帯から湿地帯までと広い範囲に自生が可能な樹種である。更に森林地帯から都市部にまでも生育が可能な樹種でもある。目立った赤い実をつけるために、野鳥たちが啄み、広い範囲へと飛散させるために、各国で問題視されている樹種でもある。樹高は10m前後程度となる。雌雄異株。葉は長さ10~22㎝程度の奇数羽状複葉で枝に互生する。小葉は長さ3~6㎝、幅2~3.5㎝程度の楕円形で、縁部は全縁、先端部はほぼ円頭~鈍頭、基部では短い葉柄に連なる。9~10月頃、集散花序を頂性出し、白色で5弁の小花を多数つける。花後には径4~5㎜程度でほぼ球茎の漿果をつけ赤熟する。
履歴 本種は世界各地のマングローブや湿地で繁殖し、自然生態系に腎痔孔被害を与えており、国際自然保護連合により「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定されている。アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・ニュージーランド等では帰化状態にある。
我が国では小笠原諸島に、アメリカ占領時にハワイからの荷物に付着してきて、帰化状態と化している。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考