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和名jp サゴヤシ
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:富山中央植物園

 撮影:GKZ/とちぎ花センターにて↓

漢字表記 サゴ椰子
別名・異名
other name
ホンサゴ
古名
old name
語源
etymology
和名は、英名の直訳から。
属名はギリシャ語で「随を有する材」の意。
種小名は原産地名から。
学名sn Metroxylon sagu
英名en True sagopalm
仏名fr Sagoutier
独名de Sagopalme
伊名it Sago
西名es Sagu
葡名pt Sagu
漢名ch 西米
棕櫚
植物分類 ヤシ科サゴヤシ属
園芸分類 常緑低木
用途use 食用(幹からサゴと呼ばれるデンプンを得る。)/屋根材(葉)/ロープ用繊維材(葉柄の繊維)/工芸品(彫刻品としての土産物等) 
原産地
distribution
マレー半島~ニューギニア
花言葉
解説
desccription
サゴヤシはヤシ科の常緑樹である。本種は、低地の淡水湿地に自生するヤシである。地下茎から若木を出すので、群落状の林を構成するすることが多い。若木のうちはニッパヤシにもよく似ている。だが、成長すると樹高は6~10m程度までとなる。葉は羽状複葉で、葉身の長さは6mにも及ぶ。本種の寿命は10~15年と言われている。開花直前には、茎の先端に大きな花序を出し、淡紅色の花をつける。開花後には枯死してしまう。本種は、その幹から「サゴ」と呼ばれるデンプンを得るために栽培される。最大で幹の直径が60㎝にもなるというが、栽培地では、開花直前に開花直前の木を選んで切り倒し、幹からデンプンを得るという。1本のサゴヤシから300~500㎏のデンプンが得られるという。 
履歴 我が国への渡来時期は不詳だが、柏原益軒の著した『大和本草』(1709年刊)に「沙菰米(さごへい)」の名で登場しているので、既に江戸時代にはサゴ澱粉そのものは渡来していたと考えられる。  
県花・国花
古典1
古典2 『大和本草』
季語
備考