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和名jp リスボンレモン
撮影者:東京都 山口米子様

撮影地:都立薬用植物園
漢字表記 里斯本檸檬
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、英名から。
属名は、ギリシャ語のkitron(=箱)から転じたレモンの木に対するラテン古名から。
種小名は「レモンの」の意。
学名sn Citrus limon 'Lisbon'
英名en Lisbon lemon
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 里斯本檸檬
植物分類 ミカン科ミカン属
園芸分類 常緑小高木
用途use 食用/ジュース/調味材
原産地
distribution
園芸作出品種
花言葉 誠意/誠実な愛
解説
description
リスボンレモンは、ミカン科の常緑樹である。本種は、レモンの園芸作出品種である。樹高は3m程度となる。一般のレモンの木に対して本種は幹が太くなり、枝上の刺も多くなると言う。葉は幾分厚味のある菱形状で、縁には鈍鋸歯があり、先端は鋭頭となる。四季咲き種で適地では通年開花する。花は白色の5弁花である。果実は鮮黄色に熟し、形状は紡錘形で、重量は100~140g程度となる。本品種の場合、果汁も多く、酸味も強く、味は爽やかである。果肉の芳香も強い。
履歴 本品種は、「リスボンレモン」と呼ばれているが、ポルトガルのリスボンが原産地と言うことでは無い。リスボンにあったレモンの古木から得た種子が初めオーストラリアに渡り、更にアメリカのカリフォルニア大学に渡り、1917年にYuma Ponderosa Lemon種を台木にして接木されて得たレモンがリスボンレモンの始まりであり、1950年には苗木が販売されている。 本品種は寒さにも強く通年収穫が見込めるので、今やアメリカでのレモン流通の主流は本品種となっている。
県花・国花  
古典1  
古典  
季語  
備考