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和名jp リベリカ・コーヒーノキ
撮影者(上3図):東京都 山口米子様 

撮影地:沖縄県国営海洋博記念公園
熱帯ドリーム植物園


撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:筑波実験植物園↑

↑撮影地:富山中央植物園↓
漢字表記 リベリカ・珈琲木
別名・異名
other name
コーヒー・リベリカ
古名
old name
語源
etymology
和名は、リベリア(西アフリカ)産のコーヒーであることから。
コーヒーの語源
:アラビア語で、ワインやコーヒー等の飲料をqahwah或いはkahwaと呼んでいた。その語源は、アビシニア(エチオピアの旧名)の西南部にあった独立王国Kaffeに由来しているという。その後、トルコ語で、コーヒー飲料をqahve或いはkahveとなり、イタリアのベニスに来て、cafféとなる。イタリアから伝搬したコーヒーはフランス語・スペイン語・ポルトガル語でcaféとなり、フランスからドイツに入り、こちらはKaffeeとなった。英語の世界にはオランダ語のkoffieが16世紀に入る。やがて、現在のcoffeeになっている。
種小名は「リベリア産の」の意。
学名sn Coffea liberica
英名en Liberian coffee
Barako coffee
仏名fr
独名de
伊名it
西名es café libérica
葡名pt
漢名ch 大粒珈琲
植物分類 アカネ科コーヒーノキ属
園芸分類 常緑小高木
用途use 路地植え(温室栽培)/鉢植え/飲用(種子)/薬用 
原産地
distribution
西アフリカ
花言葉 一緒に休みましょう
解説
description
リベリア・コーヒーノキはアカネ科の常緑樹である。樹高は6~15m程度となる。葉は長さ8~20㎝程度の葉柄の先につき、長さ14~38㎝、幅5.5~12㎝程度の楕円状でで、縁部は全縁であるが、緩やかに波打ち、先端部は鈍頭~鋭頭で、茎に対生する。葉は両面無毛で、薄い革質である。1~5月頃、葉腋に白色の筒状の花をつける。花冠の径は1.5~3㎝程度で、花冠は6~8深裂する。花後の果実は長さ2㎝程度の核果で、赤熟する。
履歴 本種は、19世紀末に西アフリカで発見され、20世紀初頭から栽培が始まっている。しかし、本種はの場合、アラビカ種に比して、酸味に乏しく、 苦みが強いと言う味の特徴を有する上に病害にも弱いために生産性が低いという性質を有する。したがって、流通量も少なく、コーヒー生産量全体の1パーセント程度となっている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考