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和名jp レモン・ユーカリ
撮影者:東京都 中村利治様↑
撮影:GKZ/拙庭にて↓ 

撮影者:タイ・メソート市在住 上田勇様↓

撮影地:タイ・チェンマイ市内


 
撮影:GKZ/オーストラリア・パース↓

レモン・ユーカリの並木道↑
西オーストラリア・パース・キングス・パーク
漢字表記 檸檬有加利樹
別名・異名
other name
ユーカリ・シトリオドラ
古名
old name
撮影地:夢の島熱帯植物館→
語源
etymology
和名は、英名の直訳から。
属名はギリシャ語のeu(=真に、良く)とkalyptos(=~で覆った)の合成語からで、つまり「よく覆う、良い蓋」の意となる。一説には蕾の萼と花弁とが合着して蓋状となることから、また、別には、乾燥地でも良く育ち、大地を覆うことからとも言われている。
種小名は「レモンの香りのする」の意。
学名sn Eucalyptus citriodora
英名en   Lemon-scented gum  
仏名fr Eucalyptus citronne 
独名de Zitronen-Eucalyptus
伊名it Eucalipto citrato
西名es Eucalipto aromático
Gomero de olor a limón
葡名pt Eucalipto citriodora
漢名ch 檸檬桉
檸檬尤加利
植物分類 フトモモ科ユーカリノキ属
園芸分類 常緑高木
用途use 庭木/薬用/切り花/建築用材/香料/パルプ材
原産地
distribution
オーストラリア・クイーンズランド州
花言葉 思い出
解説
description
レモン・ユーカリは、フトモモ科の常緑樹である。樹高は20~30m程度に。幹は平滑で、樹皮はひも状に縦に剥げ落ちる。葉は短い葉柄を持ち、長さ15㎝程度の鎌形で中央脈は基部から先端に向かって弧を描くように湾曲し、枝に互生する。葉の縁は不整形で、波を打つかのように緩やかに曲線を描き、先端は鋭頭となる。葉の表面は、若葉の内は手で触れるととてもざるつき感があり、光沢は見られないが、成葉になると、やはりざらつき感は残るが幾分光沢が出てくる。若枝・葉柄並びに葉の表面には白色の細毛が密生する。若枝、葉柄は桃紫色を帯びている。葉には強いレモンに似た芳香がある。夏場に開花し、語源の項にも記したが、花弁と萼とは合着二条となる。花は白色の雄蕊が放射状に突き出る。果実は径1㎝程度の壺型の蒴果で、多数の種子を内包する。本種の葉には蚊等の虫が嫌がる香りを持つことから、虫除けに用いられる。そのため、マラリア予防等の効果を求め、現在最も多く本種が栽培されているのはブラジルとなっている。また、本種から得られた精油は、抗菌作用があり、アロマ・セラピーを初めとして多用途に用いられている。近年、我が国の園芸界では「むしむしコロン」等の商品名で流通している。
履歴 我が国への渡来時期不詳。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考