和名jp | レバノンスギ | ↑撮影者:東京都 山口米子様↓ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ ↑撮影地:都立林試森公園↓ |
漢字表記 | レバノン杉 | |
別名・異名 anotherb name |
レバノンシーダー コウハク(香柏) |
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古名old name | 撮影地:新宿御苑 | |
語源 etymology |
和名は、学名の直訳から。 属名は、アラビア語のkedron(=力)に由来したギリシャ語cedros(=香りの良い樹木)の意。 種小名は、「レバノンの」の意。 |
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学名 sn | Cedrus libani | |
英名en | Lebanon ceder Ceder of Labanon |
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仏名fr | Cèdre du Liban | |
独名de | Libanon Zeder | |
伊名it | Cedrus libani | |
西名es | Cedro del Líbano Cedro de Salomón |
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葡名pt | Chalé cedrus Libani | |
漢名ch | 黎巴嫩雪松 | |
植物分類 | マツ科ヒマラヤスギ属 | |
園芸分類 | 常緑高木 | |
用途 | 履歴欄参照。 | |
原産地 dsitribution |
レバノン・シリア・トルコ | |
花言葉 | ||
解説 description |
レバノンスギは、マツ科の常緑樹である。和名には「スギ(杉)」の名があるが、ヒマラヤスギ等と同様にマツ科に分類される。自生地では、樹高は40m程度となる。枝がほぼ直角につき、全体的には樹形が整った円錐形になる。葉は、針葉で、長さは5~30㎜程度である。葉の断面は方形となる。 | |
履歴 | レバノン国旗に描かれているのは本種である。 本種は、かつては、地中海沿岸地域に群生が見られ、材が得やすく真っ直ぐであり、木肌も美しく、何よりも芳香が強く防虫効果も高い等の様々な面で良質な利点を有していたために、古代より様々な用途に用いられて来ている。とにかくメソポタミア文明は本種の存在が支えたとも言われている程でもある。(※)そのために、乱獲が激しかったために、今日では絶滅の危機に瀕している。現在はレバノン国に僅かに残る程度となっている。かつての用途としては、棺材、建築材、船材の他にも、精油によりアロマテラピーの方面でも多用されて来た。 |
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県花・国花 | レバノン共和国の国花 | |
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 | ※地中海文明におけるレバノン杉の果たした役割とその推移に関して興味のある方には、次の書をお勧めしたい。 金子史朗著 『レバノン杉のたどった道:地中海文明からのメッセージ』 (1990年 原書房) |