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検索名  ニュートンノリンゴノキ   
和名jp ケントノハナ
撮影者:東京都 山口米子様

撮影地:小石川植物園
漢字表記 ケントの花
別名・異名
other name
ニュートンノリンゴノキ(ニュートンの林檎の木)
古名
old name
語源
etymology
和名は、品種名の和訳から。因みに、品種名にみられるKentとは旧ケント王国、現在の英国の地名を意味している。
属名はギリシャ語のmalon(=リンゴ)から。
種小名は「栽培された」の意。
学名sn Malus domestica 'Flower of Kent'
英名en Apple 'Flower of Kent'
Apple 'Sir IssacNewton'
仏名fr  
独名 de  
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 バラ科リンゴ属
園芸分類 落葉高木
用途use 生食・ジャム
原産地
distribution
不詳。(一説にはフランスとも言われている。)
花言葉
解説
description
ケントノハナは、バラ科の落葉樹である。古くから、ヨーロッパで栽培されてきた林檎の1品種である。万有引力の法則を発見したニュートンはリンゴの落ちるのを目にしたことがきっかけであるとは有名なエピソードであるが、本種は、そのニュートンの自宅に植栽されていたという。花は、蕾時には濃紅赤色であるが、開花すると白色へと変化する。開花期は、我が国では4月頃となる。花後の果実は、重さ200~250g程度であり、8~9月頃に熟すという。完熟した果実の果皮には濃赤色の縦筋模様が入る。本種の果実は、熟期になると個々に枝から落下してしまい、その後に完熟期を迎えるという。熟期が不揃いのために、商業的な流通には不向きであると言う。次々と枝から落ちることから、ニュートンがそれを見て万有引力の考えに至るきっかけとなったというのも頷けるという。本種は、イギリス国立物理学研究所から我が国へ昭和39年(1964)に寄贈され、切木された樹木が小石川植物園で植栽されている。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考