和名jp | ニシオーストラリア・グラスツリー | |
漢字表記 | 西濠太剌利グラスツリー | 撮影者:愛媛県 日原由紀子様 撮影地:西オーストラリア州・ ジョン・フォレスト国立公園 |
別名・異名 other name |
ザンソルロホエア・プレイシイ クサントロエア・プレイシイ バルガ |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は英名の直訳から。 属名は、ギリシャ語のxanthos(=黄色)とrhero(=流れる)の合成語からで、本属の樹木から黄色いゴム状の樹脂を得られることから。 種小名は19世紀ドイツ人植物学者Johann August Ludwig Preissへの献名。 |
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学名sn | Xanthorrhoea preissii | |
英名 | Balga Western blackboy Western Australian grass tree |
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仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | ||
植物分類 | ススキノキ科ススキノキ属 | |
園芸分類 | 常緑低木 | |
用途use | 屋根材(葉)/着火材(葉)/器具材/薬用/矢毒/招蜂樹 | |
原産地 distribution |
オーストラリア | |
花言葉 | ||
解説 description |
ニシオーストラリア・グラスツリーはススキノキ科の常緑樹である。本種はオーストラリア大陸西部の乾燥した原生林に見られる常緑低木である。樹高は2.5~3.5m程度までとなる。非常に成長の遅い植物である。オーストラリアの原生林は、とかく山火事が多いものであるが、山火事にも耐えて生き続ける植物の一種でもある。山火事の後に黒く焼けた幹肌を見せたまま葉をつけている姿を見せることから、この属の樹木は現地ではBlackboyの名で呼ばれている。因みに、現地政府の正式名称はWestern Australian grass treeである。葉はとても堅く、幅4㎜前後であり、長さは60~100㎝程度の線形である。花茎はとても長く1.8~3m程度となる。花は、白緑色で穂状花序に無数の花を密生させる。穂状花序の長さそのものも1m以上になる。この花にはミツバチが好んで多数集まる。グラス・ツリーは茎に傷をつけると黄色い樹脂がが出て、ゴム状となる。現地では、それをグラスツリー・ガムと呼んでいる。 | |
履歴 | 我が国への渡来時期不詳。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 |