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和名jp ニクズク
撮影者:埼玉県 勝安房様  
漢字表記 肉荳蒄
別名・異名
other name
ナツメグ
メース
古名
old name
撮影地:都立薬用植物園
資料室
語源
etymology
和名は、漢名「肉荳蒄」の音読みから。
属名はギリシャ語のmyristicos(=芳香の軟膏、香油)を語源としている。
種小名は「芳香のある」の意。
学名sn Myristica fragrans L.
英名en nutmeg
Mace
仏名fr muscade
独名de Muskat
伊名it noce moscata
西名es milistica
葡名pt noz-moscada
漢名ch 肉荳蒄
植物分類 ニクズク科ニクズク属
園芸分類 常緑高木
用途use 香料・薬用植物
原産地
distribuiton
モルッカ諸島のバンダ島
花言葉
解説
ddescription
ニクズクは、ニクズク科の常緑樹である。雌雄異株。樹高10~20m程度となる。葉は、長さ5~15㎝、幅2~7㎝㎝程度の長楕円形で、尖端部は尖り、基部では1㎝程度の葉柄に連なり枝に互生する。雄花序は1~10個の釣鐘形で黄色い多肉質な小花(長さ5~7㎜)をつける。雌花序は雄花よりも幾分大きく1㎝程度となり、1~3個つく。雌株では、花後に長さ6~9㎝程度で卵形~洋梨形の果実をつける。果実は肉質の殻を持つ。果実は熟すと果実の全長に走る稜線に沿って半分に割れる。内部には紫色~茶色で光沢のある種子を持つ。種子の長さは2~3㎝程度となる。種子は赤色~深紅色の仮種皮に覆われている。種子は香辛料のナツメグ、仮種子はメースの基源となる。
履歴 嘉永元年(1848)に長崎に渡来。
県花・国花
古典1
古典2 『和漢三歳図会』、『本草綱目啓蒙』
季語
備考
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
13 72 「カバ」