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検索名 ナンバンハゼ(南蛮黄櫨)   
和名jp カイノキ
撮影:GKZ/群馬県緑化センター↑

↑撮影:GKZ/茨城県立植物園にて↓

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:小石川植物園↑

撮影地:東山植物園↑

撮影地:小石川植物園↓
漢字表記 楷樹
別名・異名
other name
ナンバンハゼ(南蛮黄櫨)
トネリバハゼノキ(梣葉黄櫨樹)
ランシンボク(爛心木)
古名
old name
語源
etymology
和名は、漢名の音読みから。因みに、「楷」の文字は、本種の小葉がきちんと整っているので「楷書」の「楷」を充てたと言う。
属名はペルシャ語からギリシャ語に入ったpistake(=木の実・堅果)を語源としている。
種小名は「中国の」の意。
学名sn Pistacia chinensis Bunge
英名en Chinese Psitachio
仏名fr
独名de  
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
黄連木
植物分類 ウルシ科カイノキ属
園芸分類 落葉高木
用途use 用材(建築・家具等)/茶の代用(若葉)寺院樹
原産地
distribution
中国/台湾/フィリピン
花言葉
解説
dscription
カイノキはウルシ科の落葉樹である。樹高は25m程度まで。葉は、偶数羽状複葉であるが、奇数の場合もある。小葉は倒卵形で5~9対つく。4~5月頃、葉の展開前に枝先に円錐花序を出し、雄花は淡黄色、雌花は赤色の小花を多数点ける。冬芽は赤く、特有の香りがある。秋には紅葉を見せる。果実は径5~6㎜程度のほぼ球形で赤紫に熟す。
履歴 中国では、かつて孔子の墓にこの植物が植えられたことから、古くから孔子と縁が深い樹木として親しまれてきた。そのために、カイノキは学問のシンボルにもなっている。
我が国へは、大正4年に白沢保美林学博士が中国の孔子廟から種を持ち帰ったのが最初と言われている。
撮影地:神戸市立森林植物園↓

 撮影地:京都府立植物園↓