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和名jp モリシマアカシア
撮影者:千葉県 三浦久美子様
撮影地:千葉市・美浜区にて↓
 撮影者:神奈川県 池田正夫様↓

↑撮影地:川崎市街地↓
漢字表記
別名・異名
other name
アカシア・メアンジー
古名
old name
語源
etymology
和名は、旧学名の音読みから。
属名は、エジプト産の本属の一種のギリシャ名akanzo(=鋭い)または、akantha(=刺)に由来しているという。
種小名は20世紀アメリカ人自然科学者Edgar Mearnsへの献名。
学名sn Acacia mearnsii
(=Acacia mollissima)
英名en Black wattle
仏名fr
独名de
伊名it
西名 es  撮影地:千葉市美浜区→
葡名pt
漢名
植物分類 マメ科アカシア属
園芸分類 常緑低木
用途use 鑑賞樹、用材、採タンニン
原産地 
distribution
オーストラリア 
花言葉
解説
description
モリシマアカシアは、マメ科の常緑樹である。樹高は6~10m程度となる。樹皮は平滑で黒褐色である。そのために英名ではBlack wattleと呼ばれている。葉身の長さ8~15㎝程度の2回羽状複葉で、小葉は30~60対程度となる。羽片の長さは3㎝程度となる。小葉は、長さ5㎜程度の線形で、裏面に軟細毛がある。5月頃、枝先の葉腋に総状花序を出し、径1㎝程度で黄白色の頭状花序を多数つける。花糸は白色で、葯は黄色である。花後には長さ5~10㎝程度の豆果をつけ黒褐色に熟す。本種は、開花時には芳香を放つ。
履歴 本種の原産地はオーストラリアであるが、今日、南北アメリカ、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、太平洋諸島に帰化状態にある。
我が国では、昭和30年代に造林のために導入され、今日では帰化状態にあり、天草地方では、モリシマアカシアの森が存在している。
本種は、非常に繁殖力強く、樹冠を広げ日光を遮り、在来生物の生育の妨げとなっている。そこで、本種は「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選定されている。我が国では、「外来生物法」により<生態系被害防止外来種リスト>に掲載されている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考