和名jp | ミソナオシ | 撮影者:千葉県 三浦久美子様 撮影地:東京都薬用植物園 |
漢字表記 | 味噌直・小穂花 | |
別名・異名 another name |
ウジクサ(蛆草) ウジコロシ(蛆殺) |
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古名old name | ||
語源 etymology |
和名は、味噌の味が悪くなった時に本種の葉・茎を入れると味が回復するの意から。 別名の「ウジクサ」とは、味噌に蛆が和板時に、この葉・茎を入れると蛆が死ぬことからと言う。 属名は我が国の分類学者大次三郎氏への献名。 種小名は「尾形の」の意。 |
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学名sn | Ohwia caudata(=Desmondium caudatum) | |
英名en | ||
仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | 小穂花 | |
植物分類 | マメ科ミソナオシ属(←ヌスビトハギ属) | |
園芸分類 | 落葉低木 | |
用途use | 殺虫剤/薬用(葉) | |
原産地 distribution |
日本(本州:関東以西・四国・九州・沖縄)・台湾・朝鮮半島中国~東アジア/インドシナ半島~インド・ヒマラヤ地方西部 | |
花言葉 | ||
解説 description |
ミソナオシはマメ科の落葉樹である。本種は、原産地の項に記した地で標高100~1000m程度の地で、概して日当たりの良い林縁・路傍・草原等に自生の見られる潅木である。樹高は1~2m程度となる。葉は3小葉で構成され、枝に互生する。小葉は長さ3~9㎝程度の披針形で、頂小葉は特に大きくなる。葉柄には翼がつく。若枝は緑色で、一見して草本植物のようにも見えるが、2年目以降の樹皮は灰色となり皮目がある。8~10月頃、葉腋から円錐花序~総状花序穂状花序を出し、黄白色~緑白色の蝶形花をつける。花後の果実は長さ5~8㎝程度の節果で、表面には鈎状の剛毛を持ち、人は動物等に付着し、運ばれる。 | |
履歴 | ||
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | 『大和本草』、『本草綱目啓蒙』 | |
季語 | ||
備考 |