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和名jp メンデルノブドウ
撮影者:東京都 山口米子様

撮影地:小石川植物園 
  
漢字表記 メンデルの葡萄
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、このブドウの木でメンデルが遺伝の研究をしたことから。
属名はブドウのラテン古名から。
種小名は「葡萄酒に適した」の意。
因みに、品種名は不明とのことである。
学名sn Vitis vinifera cv.
英名en Mendel's Grape vine
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 ブドウ科ノブドウ属
園芸分類 蔓性落葉木本
用途use 果実酒
原産地
distribution
園芸作出品種
花言葉
解説
description
メンデルノブドウは、ブドウ科の蔓性落葉樹である。本種は、ヨーロッパブドウ(Vitis vinifera)種より作出された園芸品種である。母種のヨーロッパブドウは、広く南西アジア~地中海沿岸地域、中央ヨーロッパ、モロッコ、ポルトガル、ドイツ、イラン等に自生する野生種で、蔓長は40m近くに及ぶという。葉は掌状で枝に互生する。果実は液果で、径6㎜程度という。概して湿気の多い森林や渓流沿いに自生が見られるという。このヨーロッパブドウから作出された園芸品種は、数万種に及ぶと言う。本種はその内の1種と言うことになる。下記の経緯で植栽されている小石川植物園の本種の名札では「品種名不明」と記載されている。
 履歴   このメンデルノブドウが小石川植物園で植栽されるに至った経緯は小石川植物園の「解説プレート」によれば、以下の通りである。本種は、遺伝学の基礎を築いたと言われるGregor J Mendelが実験に用いた由緒あるブドウの分株である。小石川植物園の第2代園長を務めた三好学博士が大正2年(1913年)にチェコのブルノーにメンデルが在職した修道院(現、メンデル記念館)を訪ねた際に、旧実験園に残されていた本種の分譲を依頼し、翌年に送られて来たものと言う。メンデル記念館でのブドウは、その後、消滅してしまい、小石川植物園から、分株を里帰りさせ、現地でも現在は復活していると言うことである。  
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考