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和名jp マホガニー
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:新宿御苑↑

撮影地:筑波実験植物園↑
漢字表記 桃花心木
別名・異名
other name
スパニッシュ・マホガニー
キューバン・マホガニー
古名
old name
撮影地:筑波実験植物園→
語源
etymology
和名は、原産地での現地名Mahagonyの音読みから。
属名はオランダ人植物学者Gerard van Swietenへの献名。
種小名は原産地名Mahogonyをラテン語表記したもの。
学名sn Swietenia mahagoni
英名en American mahogany
Cuban mahogany
Small-leaved mahogany
West Indian mahogany
仏名fr Acajou Saint-Dominigue
Acajou de Cuba
mahogany petites feuilles
独名de Honduras Mahagoni
伊名it Swietenia mahagoni
西名es Caoba de Indias occidentales
Acajou
Mahogany
Mongo
Orura
Palo
Zopilote
葡名pt Mogno
Mongo-das-índias-ocidentais
漢名ch 小葉桃花心木
植物分類 センダン科マホガニー属
園芸分類 常緑高木
用途use 街路樹、緑陰樹、家具材、船舶材、器具材
原産地
distribution
アメリカフロリダ州~西インド諸島~ブラジル
花言葉
解説
desscription
マホガニーはセンダン科の落葉樹で単幹性の高木である。樹高は20m前後程度ろなる。幹模様は、我が国の松肌にも似ている。葉は偶数羽状複葉で枝に互生し、長さは30㎝前後程度となる。小葉の長さは10~15㎝、葉幅は4~5㎝程度である。5~6月頃、枝先に円錐花序を出し、径1㎝程度の明るい黄色の小花を多数つける。開花期には芳香を放つ。種子は乾燥すると湾曲し、その姿から、「マホガニー・スプーン」と呼ばれる。
履歴 植物学的にマホガニー属が記載されたのは、1760年のことであり、オーストリアの植物学者ジャックィンがバハマ諸島産の樹木にSwietenia. mahogani(キューバンマホガニーorスペインマホガニー)と命名したのが最初である。本種が家具等で高級材として珍重されるマホガニーである。このマホガニーは、耐朽性に富み、加工が容易であり、心材が美しい等の点で様々な用途に用いられたが、その後、乱伐採により、絶滅状体に瀕し、現在ではワシントン条約で取引が禁止されている。続いて、1836年にメキシコ南西部でSwietenia humilis(メキシカン・マホガニー)が発見・命名され、その後、インド・カルカッタの植物園で植栽されていた本種(Swietenia macrophylla,オオバホガニーが発見・命名されている。発見されたカルカッタの植物園では、原産地のホンデュラスから種子を取り寄せて植栽したものと言う。上述のマホガニーの乱伐採にもかかわらず、需要は高いために、オオバマホガニーも、各種の用材として取引されている。また、熱帯各地では、種子から商業目的で植林も成されている。
県花・県木 ドミニカ共和国の国木
古典1   
古典2  
季語   
備考