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和名jp クロヨナ  ↑撮影者:沖縄県 田中 勝様↓
撮影地:那覇市内

撮影者:東京都 中村利治様↓
撮影地:タイ・クラビ
漢字表記 黒ヨナ
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、「黒ヨナ」の意で、「黒」は本種の樹皮が黒いことからで、「ヨナ」は沖縄では海岸近くの植物が生える場所を「ユナ」と言い、その転訛からという。つまり、「海外近くに生える樹皮の黒い樹木」の意となる。
属名は本種のインド・マラバル地方での現地名Pongamをラテン語化したという。
種小名は「羽状中裂の」の意。
学名sn Pongamia pinnata
英名en Pongam
Karum tree
Poonga-oil tree
仏名fr karanj
Arbre de pongolote
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 水黄皮
泰名th หยีน้ำ 
植物分類 マメ科クロヨナ属
園芸分類 常緑高木
用途use 豆(精油・蝋燭・石鹸・薬用)/樹皮(繊維材・採タンニン)枝・葉(肥料)/緑化樹
原産地
distribution
日本(奄美大島~琉球諸島)~オーストラリア
花言葉
解説 クロヨナはマメ科の常緑樹である。概して海岸近くの林地に生える高木で、樹高は10m前後程度となるというが、最大では25m程度にも及ぶと言う。葉は長さ20~25㎝程度の奇数羽状複葉で、小葉は長さ6~15㎝程度の広卵形で5~7個が対生する。葉の縁部は全縁で、先端部は鋭頭となる。葉の表面には光沢がある。9~11月頃、枝先の葉腋から長さ10~20㎝程度の総状花序を出し、淡紅色~赤紫色の花を多数つける。花後には長さ5㎝前後程度の楕円状豆果をつけ灰褐色に熟す。豆果には径15㎜程度の種子を内包する。この豆果は海流により運ばれ、種子は遠隔地に散布される。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考
下図撮影者:東京都 山口米子様/撮影地:宮古島・川満マングローブ  

果序の様子↑

樹形の様子↑

 果実の様子↑

川満マングローブの様子↑
撮影者:タイ在住 上田勇様/撮影地:バンコク市内↓