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和名jp クエン  
漢字表記 枸櫞  
別名・異名
another name
シトロン
マルブシュカン(丸仏手柑)
 
古名old name  
語源
etymology
和名は、漢名「枸櫞」の音読みから。
属名は、ギリシャ古名kitron(=箱)を語源とするラテン名からで、レモンの木に対する古名であった。
種小名は「薬用の」の意。 
学名sn Citrus medica
撮影者:千葉県 三浦久美子様↑

撮影:GKZ/とちぎ花センター↑   
英名en citron
仏名fr cé derat
撮影地:筑波実験植物園→ 
独名de Zitrone
伊名it cedro
西名es cidra 
葡名pt cidra
漢名ch 枸櫞
香櫞
植物分類 ミカン科ミカン属
園芸分類 常緑中木
用途use 採果汁(クエン酸原料)/食用(砂糖煮)
原産地
distribution
インド北東部
花言葉 不機嫌な美人
解説
description
クエンは、ミカン科の常緑樹である。熱帯・亜熱帯では周年開花し、結実するという。果実は紡錘型で、果頂部に乳頭がある。果実は淡黄色で酸味が強い。市販の飲料水に用いられる「クエン酸」の語源は和名の「枸櫞(クエン)」から来ている。 
履歴 既に『色葉字類抄』(1144~1181)に記載が見られることから、12世紀初頭以前には我が国に渡来していたものと推測される。/西洋社会に初めて紹介された柑橘がシトロンであると言われている。 
県花・国花  
古典1  
古典2 『物品識名』、『本草綱目啓蒙』  
季語  
備考