和名jp |
グネモンノキ |
撮影者:千葉県 三浦久美子様
撮影地:富山中央植物園↑→
↑撮影地:東山植物園↓
撮影地:星薬科大学↓
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漢字表記 |
グネモンの木 |
別名・異名
other name |
ユミヅルノキ(弓弦木)
ファック・リアン(タイ語名)
グネツム・グネモン |
古名
old name |
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語源
etymology |
和名は、学名gnemonの音読みから。
属名の語源不詳。ギリシャ語→ラテン語からはたどり着けなかった。何等かの固有名詞(人名・地名、或いは原産地における現地名に由来しているものと推測される。
種小名は本属のモロッコでの現地名Ganemaを語源としている。 |
学名sn |
Gnetum gnemon |
英名en |
Belinjau
Meninjau
Bago
Gnemon tree
Maninjau
Minjau
Songko
Spanish joint fir |
仏名fr |
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独名de |
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伊名it |
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西名es |
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葡名pt |
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漢名ch |
灌状買麻藤 |
泰名th |
ผักเหลียง |
植物分類 |
グネツム科グネツム属 |
園芸分類 |
落葉針葉高木 |
用途use |
食用(若芽・葉・花・種子)・採繊維(釣り糸・弓弦・製紙)・薬用 |
原産地
deistibution |
中国・インドネシア・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・タイ・ヴェトナム・太平洋諸島 |
花言葉 |
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解説
description |
グネモンノキはグネツム科の常緑樹である。本種は、原産地の項に記した地の標高1200mまでの熱帯雨林地帯に自生の見られる潅木である。本種は、植物の分類的には、マツ等と同類の「マツ目(Pinales←Gnetales)」に分類される。つまり、裸子植物の仲間と言うことになる。しかし、葉姿を見れば広葉常緑樹である。更に、概して裸子植物の場合風媒花であるが、本種は虫媒花である。植物は、裸子植物から被子植物へと進化を遂げていることになるが、本種の場合、その中間的な存在として着目される樹種である。因みに本種はジュラ紀に誕生したと推測されている。樹高は3m程度となる。雌雄異株。葉は長さ7.5~20㎝、幅2.5~10㎝程度の楕円状披針形で、縁部は全縁、先端部は鈍頭~円頭、基部では葉柄に連なり枝に対生する。葉質は革質、表面には光沢がある。雄花は3~6㎝程度の穂状花序で、5~15㎝程度の穂状花序で、それぞれ葉腋に立ち上がり、淡黄色の小花を多数つける。花後には、長さ2㎝程度の長楕円形で先端部の尖った果実をつけ、黄色~紅色に熟す。 |
履歴 |
我が国へは、昭和10年(1935)頃に渡来している。 |
県花・国花 |
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古典1 |
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古典2 |
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季語 |
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備考 |
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