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和名jp コジキイチゴ
撮影者:タイ在住 上田勇様 

撮影地:タイ・メソート市内




 
漢字表記 乞食莓
別名・異名
other name
フクロイチゴ(袋莓)
古名
old name
語源
etymology
和名は、一説には、実の様子が、弥生時代に蒸し器として用いられた土器の「こしき(甑)」の形状に似ていることから、「コシキイチゴ」からの転訛からとも。
属名はラテン語のruber(=赤)を語源としている。
種小名は、「スマトラ島の」の意。 
学名sn Rubus sumatoranus
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 紅腺悬鈎子
植物分類 バラ科キイチゴ属
園芸分類 落葉小低木
用途use 食用/薬用
原産地
distribution
日本(本州:東海道以西・四国・九州)/中国 南部・インド北部・タイ・ラオス・ヴェトナム・マレーシア・インドネシア
花言葉
解説
description
コジキイチゴはバラ科の落葉樹である。本種は、原産地の項に記した地で、荒れ地や林縁等の陽当たりの良い場所に希に見られる樹種である。樹高は1~1.5m程度となる。茎はよく分枝をする。茎や葉の羽軸には暗紅色の長い腺毛が密生しており、その間に鈎状刺が生えている。葉は、5~7個の小葉からなる羽状複葉であるが先端部は3小葉となる。葉の縁部に葉鋸歯があり、先端部は尖る。葉の裏面では葉脈上に繊毛があり、表面は葉脈に沿って凹み、網状の皺となる。頂小葉は長さ4~8㎝程度の卵形~披針形で先端部は尖り、基部は丸味を帯びて葉柄に連なる。5~6月頃枝先に散房状の集散花序を出し、白色の5弁花をつける。花後には、長さ1.5㎝程度で橙色の果実をつける。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考