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検索名  キタゴミシ(北五味子)
 撮影者:東京都 山口米子様

撮影地:礼文島↑

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:東京都薬用植物園↑   
和名jp チョウセンゴミシ
漢字表記 朝鮮五味子
別名・異名
another name
ゴミシ(五味子)
キタゴミシ(北五味子)
古名old name
語源
etymology
和名は、朝鮮から渡来したゴミシの意で、ゴミシとは中国名「五味子」の音読みからで、本種の果実は「甘味」・「酸味」・「辛味」・「苦味」・「塩味」を併せ持つことからと言う。
属名は、ギリシャ語のschizein(=裂ける)とandros(=雄蘂)の合成語から。
種小名は「中国の」の意。
学名 sn Schisandra chinensis 
英名en Five-favory berry
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 五味子
植物分類 マツブサ科マツブサ属
園芸分類 蔓性落葉樹
用途use 薬用・茶・果実酒
原産地
distribution
日本(本州:中部以北~北海道)/朝鮮半島/中国/アムール川流域/サハリン 
花言葉
解説
description
チョウセンゴミシはマツブサ科の蔓性落葉樹である。雌雄異株。葉は長さ5~10㎝程度の長倒卵形で、茎(蔓)に互生する。葉には、長い葉柄が伴い、縁部には刺状の鋸歯があり、先端部は尖る。6~7月頃、葉腋~花柄を出し、黄白色の花をつける。花被片は9個で、雄花には6個の雄蘂があり、雌花には多数の雌蘂がある。開花時には芳香を放つ。花後には、球形の漿果が下垂し、晩秋に赤熟する。  
履歴 享保年間(1716~36)に朝鮮から種子が渡来している。その後、江戸期の本草学者貝原益軒の調査研究により、本種が我が国にも自生することが判明し、国内産の五味子が幕府に献上されている。  
県花・国花  
古典1  
古典2 『本草和名』、『和名類聚鈔』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物類品騭、』『物品識名』、『本図綱目啓蒙』  
季語  
備考