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和名jp キシュウミカン
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:皇居・東御苑↑

↑撮影地:筑波実験植物園
撮影者:東京都 中村利治様↓

↑撮影地:筑波実験植物園↓
漢字表記 紀州蜜柑
別名・異名
another name
コミカン(小蜜柑)
キノクニミカン(紀国蜜柑)
古名old name タチバナ(橘)
語源
etymology
和名は、紀州で栽培が行われていたことから。
属名はギリシャ語のkitron(=箱)に由来するレモンの木に対するラテン古名から。
種小名は、日本語の「紀国の」の意。
学名sn Citrus kinokuni
英名en Kinokuni mandarin
Cherry orange
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 ミカン科ミカン属
園芸分類 常緑中木
用途use 食用
原産地
distribution
中国
花言葉 純情・純潔・親愛
解説
description
キシュウミカンは、我が国で栽培されてきた最も古いミカン科の常緑広葉樹ということになる。樹高は5m程度に。葉は長卵形で、枝に互生する。5月頃、白色の5弁花をつける。果実は径4㎝態度の平球形で、冬に黄赤色に熟す。果肉は橙色、多汁で、甘味も強いが、種子が多い。
履歴 中国からの渡来時期は分かっていないが、既に室町時代には栽培はされていたという。紀州には天正2年(1574)に導入されている。寛永11年(1634)に初めて江戸に出荷され、「紀州蜜柑」として広く普及を見たが、やがて、明治中期頃にはウンシュウミカン(温州蜜柑)と交代する結果となっている。
県花・国花
古典1
古典2
季語 夏(花)/冬(実)
備考