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和名jp ギンヨウカエデ
漢字表記 銀葉楓
別名・異名
other name
シルヴァー・メイプル
古名
old name
[
語源
etymology
和名は、英名Silver mapleの直訳から。
属名はラテン語で「裂ける」の意で、葉の形状から。
種小名は「砂糖のように甘い」の意。
学名sn Acer saccharinum 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:富山中央植物園  
英名en Silverleaf maple
Silver maple
Soft maple
River maple
White maple
仏名fr Érable argenté
Érable blanc
Québec plaine blenche
独名de Silber-Aorn
伊名it Acero saccarino
Acero argenteo
西名es Arce de azúcar
Arce del Canadá
Arce sacarino
Arce plateado
Arce blanco americano
葡名pt Ácer-prata
Ácer-prateado
Bordo-prateado
漢名ch 銀白槭
植物分類 ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属
園芸分類 落葉高木
用途use 砂糖(樹液)/薬用(樹皮)/器具材・家具材・床材・楽器・木工具ハンドル・パルプ材
原産地
distribution
アメリカ(東部)~カナダ
花言葉
解説
descriptiopn
ギンヨウカエデはムクロジ科(←カエデ科)の落葉高木である。本種は、原産地では、英名の項に記したようにWater mapleともよばれるように概して北米大陸東部の水湿地に自生の見られる樹種である。樹皮は灰白色で平滑であるが、年数を経ると剥離しやすくなる。樹高は15~25m程度となる。葉は、長さ8~16㎝、幅6~12㎝程度の掌形で、先端部は5裂する。葉の裏面は銀白色で、僅かな風でもひらひらと裏面を見せるために、一般的に銀葉楓(Silverleaf maple)と呼ばれる。葉の表面は緑色であるが、秋には淡黄色へと変化する。(掲載した写真は11月17日の撮影である。)4月頃、淡黄色の花を下垂する。花後には径5~10㎜程度の実をつける。実には長さ3~5㎝程度の翼がつく。本種の実は、カエデ属の中では最大の大きさとなる。果実は、風でも飛散するが、自生地の水の流れでも移動する。
履歴 本種はとても生長が早い樹種のため、一時期は庭園樹や街路樹・公園樹等として植栽されたが、材が脆く、強風を受けると折れやすいために、次第に植栽されなくなり、アメリカの幾つかの都市では、本種の街路樹や公園樹としての植栽が禁止されている程でもある。
その後、本種の欠点を補うべく、ベニカエデ(Acer rubrum)種と本種との交雑によりフリーマン・メイプル(Acer × freemanii)が作出され、再び街路樹や公園樹として同種が植栽されるようになっている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考